King&Prince ゴールデンアワー

 

先日届いたライブDVDをみた。

色んな感情が湧いてきた。

良い面も悪い面も、とにかくたくさんキンプリには募る思いがあった。

まだ上手く文章にまとめられないのがもどかしくて悔しいけど、いつかまとめられる日が来たら。

紫耀くんへの気持ちは変わらないはずなのに、初めて感じるこのもやもやとか、違和感は一体なんなんだろう…?

 

早期発見ヲタ卒の元〜ってか。

 

 

まっそれはさておき、とりあえずゴールデンアワーについて。

ライブ直後も、この曲は最高だって言ってきたんだけど、いや本当に良い曲だね。

このライブで泣きそうになったのは描いた未来たどり着くまでとTDBだって、胸張って言い続けていたんだけど、

どうやらゴールデンアワーも仲間入りしたようだ!

 

何回聴いても泣きそうになる。

キンプリって、「俺」が主体の時と「ぼく」が主体の時があって、俺のときは勝つんだとかBTNとかそういうオラオラな感じで、ぼくのときはシンデレラガールだったりハイオンラブだったり。ゴールデンアワーもね。

 

本当に彼らは切り替えが上手で。

セトリを見たただけでも、この「俺」と「ぼく」の混在具合が読み取れると思うんですけど、

すっごくオラオラしていたかと思えば突然優しい雰囲気を出してきたり…

何かに似てるなとか思ったり思わなかったりするんですがここでは自粛します。笑

検索ワードに引っかかってしまっては彼らに悪影響なので。笑

 

ファンに向けた曲だとはいえ、彼らに似つかわしくない(好きだけど)かわいい曲だなぁって思ったんだよね。

でも実際は、かわいいだけじゃなくて。

 

なんだか、この曲を聴いてると、数々の思い出がふぁ〜〜って蘇ってきて涙が出そうになる。

関西でがんばってた時期から、大切な仲間たちとのお別れ、東京での出会い、海人との合流、Mr.Kingとしての時期、Princeとの出会い、Mr.King vs Mr.Princeとしての時期も、そしてまたMr.Kingとして活動してきた時期、最終的に今のキンプリとしての形に至るまで をずっと思い返してた。

少クラ初登場の時も鮮明に覚えているし、もちろんその初お目見えの時からわたしは紫耀くんにときめいたということも、はっきり覚えてる。

わたしは「この子は絶対に売れる」っていう自信がその時からなぜかあった。

まさか本当にこんなに売れちゃうなんてねー。笑

嬉しくもあり、寂しくもあり。

ただ、やっぱりこうやって見ていくと、関東のJr.とくっつくことって稀だと思うんだよね。

稀というか、しょうれんの「東京で頑張りたい」という決意が生んだ結果なんだけどさ。

京進出、大成功だったんだね。

東京に来てから、本当にたくさんの方との出会いがあって。

でもその裏では、数えきれない別れも存在して。

またいつでも戻れるとはいえ、しょうれんにとって大阪が古巣になってしまった。

しょうれんの穴がぽっかりあいた関西Jr.はなんだかとても寂しくて。

でも、お互いにそれぞれの地で頑張ると決めたんだろうな〜とか。

あの温かかった関西の雰囲気で育ったしょうれんは、関東の雰囲気に飲み込まれたりしないだろうか?自分を見失わないだろうか?関西での思い出を消し去ったりしないだろうか?

いっぱい不安や心配事はあった。

どうかそのままで、そのままの2人で関東Jr.に溶け込んでください…

そんな心配も虚しく、2人は早々と関東のJr.たちと交流をはじめ、皆さんに温かく迎え入れてもらえたね。

きっとこれは、人柄、そのひとことに尽きると思う。

紫耀くんのあのトゲトゲしていない感じだとか、ふわっとさらっと人を笑顔にしてその場を回収していく感じだとか。

その人柄に、みんなが心奪われたんだろうね。

ただもんじゃない転校生が来たぞー!!みたいな。

関西でトーク力を磨いて関東で売れる、元からそういうビジョンがあったのかもしれないけど(前にそんなこと言ってた気がする)、関東に来て間違いじゃなかったなって、思わせてくれるほどの爪痕をどんな場面でも残してて。

本人は無自覚なんだろうけど、まぁそれが天才と言われるすべてなんだろうなぁって。

不安に包まれた東京進出も、華々しく、順調に良いスタートを切ります。

色んなご縁もあり、海ちゃんとしょうれんは出会いました。

今思うと、あの海人がって思うんだよね。

なぜこの2人と?っていう疑問が割りと長い間払拭されなくて。

でも、やっぱりジャニーさんはウン年後が見えるっていうくらいだからね、海ちゃんのウン年後を想像してこの2人とユニットを組ませたんだろうね。

甘えっ子海ちゃん、おにいちゃんとのお仕事が増えました。

常にしょうれんの間には海人がいて。

素直になれないしょうれん2人を上手くずっと取り持ってくれていたのは、他でもない海ちゃんなんだよね。

3人だから、グループでの役割とかキャラとか、難しい面もたくさんあっただろうなって思う。

今だから思うけど、6人と3人では背負う重さがやっぱり違うから、責任感の強い紫耀くんなんかは、特に色んなことに気を張ってきたんだろうね。

時折見せる紫耀くんの危うい儚げな表情は、あの頃のそういう不安定な立ち位置であったり、自分の気持ちだったり、全てが表れていたんだと思う。

そして、段々と獲得してきた信頼だったり、ジャニーさんのバックアップもあり、徐々に3人が浸透してきたんだよね。

3人でステージや舞台に立たせてもらって、色んな経験をして、嬉しいことも辛いことも一緒に乗り越えてきた。

グループというよりかは、仲間になっていた。

人気も知名度も上がってきて、はたまた突然の出会いがある。Princeの3人だ。

元々今は亡きシースリー(岸・岩橋・高橋颯)が好きだったわたしは、え、こことここが出会う?!って内心驚きと喜びが混じった感情だった。

個々の良さがつぶされないのかなって、新たな不安要素も出てきて。

この不安要素は、見事に的中したんだよね。

もう、何が何だかわからない。

紫耀くんの良さが見えてこない。

今までの自由気ままな紫耀くんが見たかったのに、何かに囚われているような、縛られているような、身動きの取れない檻に入れられた紫耀くんを見ているような、そんな感覚に陥る。

ここで少し、先が不安になった。

6人じゃなくてもいいんじゃない?3人でも頑張れるさ!というか3人に戻ろう?

常にそう思いながら、Mr.Kingの良さが薄れてしまうような、上手く調和されていないような、Princeに飲み込まれているような、そんな気がしてた。

わたしは6人のグループとしてまだ腑に落ちていないまま、彼らはデビューすることとなった。

紫耀くんのデビューは待ち遠しかったからそれはもちろん嬉しかった。嬉しくないわけがない。この瞬間をずっと待ってたから。待ちくたびれたから。このままじゃ、永遠に伝説のジャニーズJr.になってしまうよ!?って。宝の持ち腐れだよ!?って。わたしが事務所に乗り込むところだった。

まぁ、何とかデビュー日までには、納得できるだろう。。って自分を適当にはぐらかして、それまで応援してきた。

デビュー日。5月23日。

やっぱり腑に落ちない。でもあーだこーだわたしが言ったって彼らはデビューをする。

まだ色んなもやもやが消えないまま応援している人だって、わたし以外にも絶対いるはずだ。

だとしたら、そのままの気持ちで応援してみようかな。いつか変わればいい。いつか、いつか6人を応援したいと思える自分に出会えればいい。

そう決心して、また応援再始動です。

今まで他のメンバーを色眼鏡で見てきた自分を改めて、ひとつでも良いところを探そうとしたし、そして何より紫耀くんが3人で活動していた頃よりもイキイキとしているなって気付いて、あぁ6人に編成されて良かったんだなあって。

自分の気持ちよりも、紫耀くんの、応援したい人の気持ちになって考えてみると、そりゃあ多い方が楽しいよなあ。って、シフト変換出来るようになったんですね。

いつしかのテキストで、紫耀くん自身が、Princeもいることで心強い。今まではKINGとして、真ん中に立ち、俺がきちんとしなくては、という気持ちが大きかった。6人になり、のびのびと本来の自分でいられる、そんなニュアンスのコメントをしてて、

最初これは、ただの責任逃れ?重要な立場を担いたくなかっただけじゃ?って紫耀くんにガッカリしたんだけど、

それは違う。

紫耀くんは紫耀くんなりに3人でのデビューはないと、悩んでいたんだろうね。

Princeの力が必要だと、Princeがいて、KINGがいて、だから紫耀くんがいる。

神くんとはプライベートも仲が良くて、気が合う。ダンスと歌の上手な岸くんが、そばにいたらもっと頑張れる。いわちのようなタメも必要だ。

コンサートをやるにしろ、何をするにしろ、役割は重要。6人もいれば1人ひとつ十分な役割をこなせる。

きっと紫耀くんはソロプレーよりも団体プレーが肌に合うのかもしれない。

色んな出会いを経て、Princeと共にデビューを果たし、この1年たくさん目まぐるしいほどに売れていった。

遠く遠く、紫耀くんは羽ばたいていった。

 

廉との出会いも海人との出会いもPrinceとの出会いも、偶然と奇跡。

KINGとPrinceは背中合わせに成長してきた。

小さな点は繋がると円になる。

3人では三角形しか作れなかったね。

6人の夢が重なり、その夢が叶った瞬間は、どんな光よりも眩しい。

 

そんな歌詞が、とてもいま沁みる。

 

今年のファーストコン、仙台オーラスの最後の挨拶で岸くんがファンの気持ちを汲んでくれたのか、

皆さん色んな思いがあると思いますって言ったの。

これには、新規・古株問題だとか、色んな意味合いが含まれてると思うんだけども、

わたしにとっては、6人でデビューしたこと、これがかなりネックだった部分だから、岸くんのこの言葉にドキッとした。見透かされてるのかなって。

でも、多分ちがう。

岸くんも、色んな思いを抱えてるんだ。

岸くんが抱えてるってことは、他のみんなも同じように抱えてるってこと。

みんな、単純にデビューやったー!ではないってこと。

複雑な思いだとか、悔しい気持ちとか、きっとわたしたちには見えない部分でたくさん遭遇してる。

それを、理解しようと思った。

ただ目の前の仕事を淡々とこなしているように見えていたけど、彼らもいつも色んなギャップなどに耐えながら必死に仕事してくれているんだろうなと思ったら、自然と受け入れようって、そういう気持ちになった。

いわちのクリエでの涙もそう。

悔しいと、もがき足掻いて努力する姿はやっぱりかっこいいんだよ。

それがたとえ良い方向に向かなかったとしても、努力は目に見えないところで結果となって返ってくるから。

そして、「デビューへの素直な気待ちは?」という雑誌での質問に岸くんが「素直な気待ち?素直な気待ちは言えないっすよ!」て答えたテキストが、その全てを物語っている気がした。

みんなどこかで妥協し、分かち合い、進む。

妥協は時に、背中を押してくれる。

そんな岸くんがキンプリのリーダーで良かったと思ってる。

6人は、もっともっとBIGになるんだろう。

「紫耀くんに大きなステージに立たせたい!」

そんなわたしの前々からの夢は、そう遠くなさそうだし、この夢が叶ってしまったら、これから先何を夢にして紫耀くんを応援していったらいいのだろう?

 

 

 

ゴールデンアワーの映像をみながら、

なんで全員がアリトロ乗っちゃうかな〜スタンド席なんて蚊帳の外じゃないか!とか諸々不満は出てくるけども、

ファンサして、ファンの気持ちに応えるそのアイドルとしての彼らは、とってもキラキラしていて、自分がファンであることを誇らしく思える。

何を読んで誰に言ったかわからないけど、神くんが口パクで「ありがとうね、ありがとう」って言っているところとか、

いわちがうさ耳して、うなずくところなんて、君だよって言っているような感じが、

見てて泣いちゃう。担当だったら、嬉しいだろうなって。

この曲を、アリトロに乗ってただただファンサし続けるものとしたのは、

俺たちがこんなに感謝してるってことをファンのみんなに伝えたいっていう思いが見えて、なんかうるっときちゃうなー。

自分が入った公演を思い出しても、

すごく、Jr.ばりにファンサ一生懸命だったなあって、それだけ口だけじゃなくて本当にファンを思ってくれてるんだろうなっていうのが見えたから、嬉しかった。

総じて、ゴールデンアワーは最強です。