ひまわりの花言葉〜平野紫耀応援ブログ〜

ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」

あの頃

 

母校の部活の動画をみた。

懐かしいユニフォームと監督たち。3位決定戦の動画だった。

一昨年は全国にまで行っていたようだが、今年は負けてしまったようだ。

自分が卒業してから3年が経った。

部活を辞めてから5年が経った。

本当は辞めたくはなかった。あの頃の自分が弱すぎて何もかもから逃げ出したこと、今もずっと後悔していて。

動画を見ていて心がきゅうっと苦しくなった。

あの監督は私にとって恩師だから。でも結局裏切る形になってしまった。

卒業式の日も、ありがとうのひと言も告げられずに帰ってしまった。

高校の思い出なんて、思い返せば嫌なことしか浮かばない。

周りの友達とか彼とかが高校で部活を必死になってやっていた話を楽しそうに話しているのを見ると、

とても居た堪れなくなる。辛くなる自分がいる。

あの頃の自分は何か頑張っていただろうか…

打ち込めたもの、何もなかったなって。

だから、部活でもなんでも、必死にやり遂げている人たちをみると、やっぱり、いいな、羨ましいなって思うんだ。

かっこいいなって。

あの時簡単に辞めなかったら、もし辛くても続けていたら、違う道を選んでたら…って、考えることもある。

でも辞めたいって思うほど、あの頃は本当に辛かったんだよね。

仲間とうまくやれていなかったし、勉強もままならなくて、そのコースを選んだ自分の戒めにならないなって、悩んで悩んで出した答えだったんだろうね。

今だからこそこんなことが言えるけど、毎日毎日色んな人と話して、相談して、考えて、迷って、泣いて、、そんな高校生活を過ごしてた。

辞めると決めた時は、周りもたくさん心配してたし、なんで!って問い質してきたりしてたけど、

ムリなものはムリなんだよ。

やっぱり、自分が「楽しい」と思って続けられないものは、どう頑張っても続かない。

自分がやりたい、続けたい、頑張りたい。

そう思わなければ、何事もうまくはいかない。

そんなことをひとつ学んだ人生経験のひとつ。

だけど高校時代に打ち込めたものがないと、やっぱり心にすっぽりと穴があいてしまっていて、空っぽで、自分の価値がいまいちわからなくて、

やりたいことも、得意なことも、できることも、

もう何も分からなくなったりするんだよね。

辞めてもなお、悩む日々は続いてた。

むしろ、辞めた後の方が、悩んでた気がする。

彼みたいに、「高校の頃が自分の全盛期!」と胸張って言える人はどのくらいいるんだろう?

すごく羨ましくて、すごくキラキラしてて、自分とは正反対だなって、対照的だなって、自分とはちがう世界に住んでたんだなって、

毎回高校時代の話をしてくれる時は肩身が狭くて、自分がちっぽけな人間に感じる。

何も話せないから。

高校時代の話が、私にはないから。

授業を受けて、テストをして、塾に通って、家に帰って、家族と夕ごはんを食べて、テレビを見て、課題をして、眠る。

そんなありきたりな毎日を過ごしてた私には、そんなキラキラした高校生活は送れていなかった。

キスマイを応援して、ミスチルを聴いて、乃木坂をみて、そんな普通の高校生だったから。

物足りない。刺激もない。目標もない。勉強を必死にやるでもない。

監督の姿をみて、あの空っぽの3年間を一瞬にして思い出した。

大好きな先生だったけど、見ると、自分に自信を持てなくなるから、あまり思い出したくない。まだ、消化しきれていない案件なんだ。

もうとっくに終わったことなんだけど、まだ、あの頃の自分と向き合いきれてないから。

だから、大学に入って、ひとつのことをやり抜きたい。やり遂げたい。

心から打ち込めるものに出会いたいって、そうやって、今、部活を3年目続けてきた。

ようやく掴めた私の心から楽しいと思えるスポーツ。

もっと早くに出会えたらよかった。あんなに苦しむ必要なかったのに。なんて。

今もなお、タラレバ娘なんですけど。

最近では、上の方になって、チームをまとめるような立場にたって、運営の難しさとか、本音と建前の狭間で迷ったり苛立ったり、たくさんの経験をさせてもらってきたけど、

ふとした瞬間に、あの頃達成できなかったこと、達成できそうだなって。

4年間、続けられそうだなって。

胸張ってそう思える。

もちろん同期がどんどん減っていって、途中で辞めた子もいる。

練習がきつかったり、投げ出したくなるようなこともたくさんある。

理不尽なことも、やってられない!と思う日もいくつもある。

幾度となく辞めたくなったことだってある。

責任感とか、仲間とか、技術向上とか、めんどくさいなと思う時もある。

もっと遊びたいなって、周りの女子大生みたいに遠くに旅行いきたいなって、バイトしてお金貯めたいなって、時間が欲しいなって、何のしがらみからも放たれて、自由に大学生活を送りたいなって、何も悩まずに済むのになって、すごくすごく思う。

でも、きっとこの悩みとか不満とかって、この部活をやっていなければ感じることも出来なかったこと。

時間がある学生のうちに、たくさん悩んで考えて、間違えて、失敗を経験して、強くなって、成長しておきたい。

学生は、学んで生きるって書く。だから、多くの人と関わりをもつこの部活で、縦も横も繋がりをもって、

楽しいだけじゃない感情もチームで共有して、自分のための時間にしようと決めた。

高校の3年間が私にはあるから。

高校3年間で学んだ私なりの経験で、きっと大学生活4年間は変われる。

私のなりたいようになれる。

あの頃の弱かった自分に立ち向かって、今、青春を取り戻したい。

人生は何度だって自分の気持ち次第でやり直せると信じてる。

私が大学卒業と共に、このことを証明してみせる。

そして、変わった自分を、母校に行って監督にいちばんに見せたい。

あの頃があったから、私はこんな風に成長できたよって。

ありがとうって、感謝の気持ちを伝えたい。